Linux-DBシステム構築/運用入門
入社1〜2年目頃は何か得意スキルを作ろうと思いLinuxのサーバ管理系のスキルの勉強を積極的にして、資格*1もそんなんを中心に取ってたりした。
だけど、ぶっちゃけた話うちの会社では俺が身に付けたスキルとかってのは直接仕事で活かすような機会ってのは少なくて、もうちょっとミドルから上の層の知識も必要だなーと思い、徐々にそっち系の勉強にシフトしてったりして*2。
で、今年は何勉強しよっかなーと思ったときに、もう一回何か自分の得意分野が欲しいという思いに至り、久々に読んでみたのがこの本。
Linux-DB システム構築/運用入門 (DB Magazine SELECTION)
- 作者: 松信嘉範
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Linux-DBと言ってるけど、DBは基本的にMySQLを対象にした記述が多いです。
前半はLVM, Heartbeat, DRBD等を用いた高可用性DBサーバの構築方法についての解説で、後半はLinuxDBサーバのパフォーマンスについての解説。
特に14章での負荷テスト時の注意点はけっこう参考になること多かったわ。
iostatってけっこうなんとなーく見てたけど、ちゃんと見なきゃ駄目よね、やっぱ。恥ずかし。。
後は、負荷テスト時にパフォーマンスが良くても、それはデータがたまたまインメモリに収まってるだけかもしれないので注意せなね、とか。
全編を通してバッテリーバックアップ付きライトキャッシュの記載も多かった印象。