- スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン 人々を惹きつける18の法則 -
シンプルなプレゼンは使いどこが難しそう - プレゼンテーションzen - - ishinozouの日記に引き続きプレゼン関連の本。
- 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただ、(筆者が意図していたかどうかは置いておいて)この本にはもう1つのメッセージがあって、それは「Appleって最高だろ!今すぐApple製品買っちゃいなよ!!」っていう内容。
これは訳者後書きにも書いてあった。
本書の翻訳は物欲との戦いだった。欲しくなるのだ。iPhoneが、iPodが、そしてマックブックが。
《スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン, 2010/07/15, 日経BP社, p.378》より
いやまったく持ってその通り。
ぶっちゃけて、これまで自分はマックなんて欲しいと思ったことはないし、iPhoneも全然いらないと思ってた*1。
そして今でも具体的にマックやiPhoneが他と比べて(総合的に)どう嬉しいのかもよくわかっていない*2。
それでも欲しくなってしまったというんだから、この本の威力はすごい*3。と言うわけで昨日は柏にあるAppleショップに行ってMacBook Airを眺めてきました。やっぱりカッコイイ!
と、まぁ完全にまんまと乗せられてるわけですが、本の内容自体もとても良いです。今まで特別意識したことなかったけど、プレゼンにおける起承転結のつけ方や心構えがわかりやすい言葉で書かれていて、スッと体に染みこんでくる感じ。
振り返ってみて、自分の周りにもプレゼンが上手いなーと思う人はいる。ジョブズのようなプレゼンを行うためには、結局最終的には「圧倒的な練習」が必要になるということなんだけど、自分の周りのプレゼン上手な人達もそーゆーことしてるんだろか。どうにもしてるとは思えないんだけど、してるのかな。してるんだろね。
ただ共通して言えるのは、プレゼンが上手いなーと自分が思う人達ってのは、プレゼンで言ってる言葉の一つ一つが、本当に心から思って喋ってることなんだろなってこと。例えその内容が愚痴っぽい内容であっても、想いが伝わってくるのは、心の底からそう思ってるからなんだと思った*4。
大事なのはやっぱり、情熱っすかね。
というわけで、最後に一言。
MacBook Air 11インチ欲しい!