雲の世界の向こうをつかむ クラウドの技術

UNIX magazineで2009年4月に特集記事として掲載した内容に、加筆・修正を加えてムック*1として出してみました、という本。
UNIX magazine系の本は2007年1月の仮想化特集を買って以来だわ*2

雲の世界の向こうをつかむ クラウドの技術

雲の世界の向こうをつかむ クラウドの技術

Windows AzureGoogle App EngineAmazon Web Serviceの、サービスとしての紹介ではなく、背景にある技術要素をかいつまんで紹介してます。
かいつまんではいるんだけど、著者の熱い想いのようなものが伝わってきて、なんつーか、やる気を刺激されました。

クラウドの裏側にはP2Pの技術が応用されている、という点が割りとピックアップされてる様に感じたかな。
P2Pは入社して研修が終わった後、一番最初の業務でちょっとだけ勉強してたので*3、なんか懐かしかったわ。

後半は「クラウド時代のアプリケーション開発」というタイトルで、モデリングに焦点を当てた記事になってたけど、タイトルから勝手にRDBとKVSでのデータモデリングの違いを具体例交えて解説、みたいなのを期待してたのでちょっと期待はずれ。


そろそろ絞ってこうかね。

*1:ガチャピンと書くか一瞬迷ったけど勇気出ませんでした

*2:この頃、Fedoraはまだ6が最新。時代を感じるなぁ。。

*3:しかもまさにDHTがどーたらこーたらみたいなレポートを書いてたり